偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
[say name=”偉人” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/人物アイコン.png”]日本の作家 山本周五郎(画像)[/say]
[say name=”運営者” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/シャーロックホームズアイコン1.png” from=”right”]ふむ…。[/say]
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考察
このテーマについてわかりやすいのは、『レッドクリフ(赤壁の戦い)』における、ある一コマだ。曹操軍の遣いが、旧友である周瑜に近づき、情報を盗もうと企んだ。周瑜は、久しぶりの旧友との再会に喜んだフリをして、酒を飲み、酔っ払い、偽の情報をさも『機密情報』かのように仕立て上げ、酔いつぶれてやむを得ず盗まれてしまった、という状況を故意に作り上げた。『メタの世界』を操ったのである。
周瑜と彼とでは、文字通り生きる世界(次元)が違ったのだ。その後彼は、偽物の情報を掴まされた曹操に激昂され、処刑されてしまったのである。策士策に溺れることのないように、よく気を付けた方が良い。
また、周瑜と比べてはならないが私の身の上で考えても同じようなことはたくさんある。例えば私は、『超一流の人材』でなかったとしても、よくヘッドハンティングの対象になるような人間として評価されてきた。まあ、その評価する対象が大した人間ではないため、私の評価も大したことはない。
『大した人間ではない』とある種揶揄する理由はある。それは彼らが『年上』だからである。中には一回り、あるいは自分の親ほどの年齢の人間がいる。年下に対して吐き捨てるようなことを言えば私の器は知れるが、相手が年上なら強く言う資格があるのだ。
彼らは画策し、企んだ。だが、私にはその『描いたシナリオ』が手に取るように分かった。だから当然、その裏をかいて自分のシナリオをぶつけ、メタメッセージ(水面下で伝えるメッセージ)として、
(まさか、そういうつもりではないですよね?)
と睨みをきかせたのだ。すると相手はまあ面白いくらい共通して、『開き直る』という行動をとる。そういう人間が何よりも大事なのは自分の見栄と体裁である。それを最後には死守しようとして、まるで鼬の最後っ屁かのように捨て台詞を破棄、権力をちらつかせてそれ以上自分のコンフォートゾーン、パーソナルスペースを侵さないように躍起になる。
『ある意図によって操作されたものは、たいてい他の意図によって潰される。』
もちろんこれは『絶対』ではない。これはつまり、『物事は人間の思い通りにはいかない』とう戒めなのだ。自分の描いたシナリオ通りに物事が運ぶと思わないほうがいい。A案、B案と二通りのシナリオを考えたからそれでよしとするのではなく、『予期せぬC案、D案』を捻出しなければならないことがある。そういう余裕と柔軟性を持つことがひどく重要である。
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