司馬遼太郎『男というものは思慮きわまれば、常識、情勢をもって判断すべきではない。男たる者の道をもって判断すべきだ。』

05/23/2019

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

[say name=”偉人” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/人物アイコン.png”]日本の作家　司馬遼太郎[/say]

[say name=”運営者” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/シャーロックホームズアイコン1.png” from=”right”]ふむ…。[/say]
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考察

常識と情勢に流されて、渦中に入り、その渦の一員として流されて生きていくことに『意志』などない。あるのは『命』だ。それは確かにある。だが、それが『躍動』するかどうかという話は別になる。

マキャベリは言った。

『人間の意見なるものがいかに偽りに満ち、いかに誤った判断でゆがめられているかは、呆れかえるほどである。』

ヒトラーは言った。

『民衆がものを考えないということは、支配者にとっては実に幸運なことだ。』

彼らの人格や、その存在価値については関係ない。見るべきなのは『言葉』。何にせよ『群』を抜いた人間の人生は注目に値し、言葉は傾聴に値する。人間には『会衆、モッブ、パニック』という集団心理があって、『会衆』とは、受動的な関心で集まった人達の事。『モッブ』とは、強い感情に支配された集団の事で、暴動が起きるケースなどにあたる。『パニック』は、突発的な危険に遭遇して、群衆全体が混乱に陥ることであるが、以上のことを考えた時、彼ら民衆や群衆に、『意志がある』と断言できる人が、どれだけいるだろうか。それが今回考えるき『意志』というテーマである。