偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
[say name=”偉人” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/人物アイコン.png”]イングランドの作家 シェイクスピア(画像)[/say]
[say name=”運営者” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/シャーロックホームズアイコン1.png” from=”right”]ふむ…。[/say]
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考察
シェイクスピアはこうも言っている。
そう考えると、一見したところ単なる悪人にしか見えない者の中にも、その人間なりの正義と善と、そこに至った経緯がある。それについて思慮することは、公正な目線である。
歴史的政治家、板垣退助は、総理大臣として遊説中、短刀で数か所を刺された。月日が経ち、出獄した加害者がのちに彼のもとへ謝罪に訪れた。
板垣は言った。
『あれは君の私怨から出たものではなく、 国家を思ってのことだろう。私は君をとがめるつもりはない。 私の行動が国家の害と思ったら、もう一度刺してもかまわぬ』
実に高潔な、人間の心構えだ。更に深く潜って内省するなら、キリストの言葉の超訳として書いた以下の2つの記事、
のテロリストが誕生した理由について、目を向けると良いだろう。
また例えば、テロリストの背景にあるのは『何らかの宗教や神』だったりすることもある。彼らからすれば、その宗教や神を大事にしているだけで、まるで家族や尊敬する人を馬鹿にされたときに激高する人間のように、彼らも彼らなりに、『大切なものを守る』という大義に燃えているのだ。もちろん、テロリズムはテロリズムである。それが正当化されることはない。だが、こういうこともあるのだ。
ある日、勝海舟を護衛していた『人斬り以蔵』の名で、武市半平太と一緒に暗殺を繰り返した剣士の一人岡田以蔵は、京都にて突然襲ってきた刺客を真っ二つに切り裂いた。その早業に残りの2人はその場を逃げ出し、以蔵と勝海舟は生き延びた。しかし、勝海舟は後日、以蔵に言った。
[say name=”勝海舟” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/人物アイコン.png”]君は人を殺すことを嗜(たしな)んではいけない。先日のような挙動は改めたほうがよかろう。[/say]
だが、以蔵はこの言葉を返したのだ。
勝海舟は、何も言い返せなかったという。
『悪い物事にも何らか善の本源がこもっているのだから、それを心して抽出すべきだ。』
それは、勝海舟がシェイクスピアの言うように、以蔵の殺人行為にある種の大義を見出してしまったからである。
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