偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。
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目次
考察
失ってから価値に気付く。それは、17歳で父を亡くした私の言葉として、少しぐらいは説得力のあるものになるだろうか。私はそれまで、クリスチャンであることを強要した親が、死ねばいいと思っていた。死んでくれたら、楽になれると。それぐらいこの問題は私の人生の根幹にまとわりついて、身動き全てを封じていたのである。
それは、裏を返せば親を愛しているこということだった。だからこそ、考え方、価値観が全く違う逃げられない現実について、憂い、嘆き、悲しみ、怒り、そして激昂したのである。断固として考えを変えようとしない親。あるとき私は、

俺の為に(信仰を)やめろよ!
と怒鳴り散らすと、母は言ったのだ。

私はやめることはできない。
断固として変えられない現実。いっそのこと相手が死んでしまえば楽になれる。10代の頃、私が考えた発想とは、そういうものだったのである。
そして、本当に死んだ。肝臓癌だ。私は、刹那こそ『当然だ』と思ったが、気が付けば私の目から、しばらくの間封印していたはずの『涙』が一つ、こぼれていた。そして父親との思い出を思い出すべく、『内省』が自然と始まった。私の頭の中は、幼い頃、家族皆で旅行に行って、山に行ったり、川に行った楽しい思い出で、溢れかえっていた。
(そうか。我々は、たった一度の人生を生きているのだ。)
私はそう、確信した。
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