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ゲーテ『人をほめれば、その人と対等になれる。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

[say name=”偉人” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/人物アイコン.png”]ドイツ詩人 ゲーテ画像)[/say]

[say name=”運営者” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/シャーロックホームズアイコン1.png” from=”right”]ふむ…。[/say]
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考察

一見すると、人を褒めると、その相手の方が上になってしまう印象を受ける。『相手を持ち上げる』とか『ヨイショする』というぐらいだから、それは例えば、御輿のようなイメージで、相手を自分よりも上の位置に持ち上げて、いい思いをさせる、というような印象を受ける。だから、いつもゴマをすって人をヨイショしてばかりの人は、つまり『今日も決まってますね!』とかいって褒めているわけだが、そういう人と、それを言われる人の間には、大抵上下関係があるような印象があるわけだ。

 

 

しかしゲーテはそう言う。だとしたら考えられるのは、それはあくまでも表層的な建前、あるいは処世術であって、本心の部分では、人というものは実に自分本位かつ自己中心的な生き物。従って、それは相手が持ち上がっているようで、自分が処世していく為に利用しているだけであり、礼儀正しいのではなく、慇懃無礼なのである。だが、慇懃無礼ではあるが、せめて『褒めるという表層を意識する』ことによって、自分の内心では見下し、表層では持ち上げ、ということで、天秤のバランスが保たれ、対等になる。という考えがまず一つ。

 

そしてもう一つは、『エネルギー不変の法則』というキーワードを軸に考える発想である。この世は、人が死んでも、物が燃えても、形が変わるだけで、エネルギーの総和は変わらないのであるだとすると、がれきも排泄物も、ゴミも石ころも、枯れた花も草木も全て同じ、『エネルギーの一つ』ということになる。

 

『人を褒める』ということは、その人の尊厳を尊重するということだから、その根幹にはこのエネルギー不変の法則が渦巻いているわけで、『君も私も、何も変わることが無い同じ人間だ』という決定的な真理を認める行為で、『その人と対等』になれる、という考え方だ。これなら、別に相手が人でなくても、犬でも鳥でも昆虫でもがれきでも、全ての尊厳を尊重すれば、その存在と対等になれるわけだ。

 

 

 

 

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