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ゲーテ『自分の一生の終わりを初めと結びつけることのできる人は最も幸福である。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

ソクラテスは、無実の罪なのに、裁判で死刑に票を多く入れられた。友人のクリトンは、脱獄を企てるが、ソクラテスはそれを断った。ソクラテスにとって重要なのは、逃走が可能かどうかではなく、逃走することが正しいかどうか、という問題だった。逃亡すれば、自分に向けられた起訴理由が正しかったことになってしまう。そう考えたソクラテスは、クリトンの誘いを断り、自分の信念を貫いた。パイドンがのべるところによると、人生最後の日を迎えたソクラテスは、幸せそうに見え、『時によっては死の方が生より好ましい』と述べた。その理由は本人の宗教的な信念と体験に基づいている。

 

『あの世に行けば、この世の神々とは別の賢明で善良な神々、および、この世の人々より優れた人々に遭えると信じていないとしたら、私は死ぬことを無念と思うだろう。しかし、私はあの世で善き人々に会えるとの希望を持っているのだよ。ただし、この希望がかなえられるとは断言できないがね。しかし、あの世に、人間の友である神々がおられることは確かだと言える。』

 

そして、死刑判決が下った時、ソクラテスは言った。

『お別れのときが来た。君たちは生きながらえるため、私は死ぬために別れるのだ。君たちと私のどちらがより幸福なのだろうか?答えることが出来るのは神のみである。』

 

 

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