index

ゲーテ『どうあろうと人生常によいものだ。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

運営者
ふむ…。

[adrotate banner=”6″]

目次

考察

人間について考えを巡らせていると、やれ『人間本位』とか、『自分本位』とか、『傲慢でエゴイスト』だとかいうキーワードにぶち当たり、人間の存在理由について、善いか悪いかを見失うことがある。

 

宮崎駿はかつて、

 

と言ったが、『風の谷のナウシカ』を観れば、そのことについて考えさせられることになるだろう。

 

地球

 

だがそれから時は流れ、『風立ちぬ』の時の引退会見で宮崎が言ったのは、

『この世は生きていくに値するんだ、ということを子供に伝えることが、根幹に無ければならないと思ってやってきました。』

 

というものだった。今回のゲーテの言葉が、こういった問題を総括してくれている。人生を肯定するも否定するも、選択は自由だ。だが、『在るべきものを否定する』ことこそ、人間が『人間本位』である証拠。森は、土は、岩は、川は、海は、自分たちの存在を否定するだろうか。彼らだって時に『災害』となり、人間やその他の生命の命を奪うではないか。そう考えると、人生は善いのだ。いけないのは、思慮の方である。

 

ドイツの哲学者、ヤスパースは言った。

 

人間には選択肢がある。これは不思議だが、この地球でこの選択肢を持っているのが人間しかいない。例えば、『リカージョン』というのは『無限を想像すること』だが、このリカージョンが出来るのは地球では人間しかいないと言われている。つまり、だとしたら『有限を理解できる』のも人間だけなのだ。

 

リカージョン

 

我々人間は有限と無限の違いを理解し、この人生が善であるか悪であるか、有意義であるか無意味であるかを判断する選択肢を持っている。私はこれに気づいた時、淡々とインサイド・アウトの発想を選ぶ。それが正解だからだ。

 

 

[adrotate banner=”7″]

関連する『黄金律

あわせて読みたい
『どれだけ生きるかではなく、いかに生きるかが重要なのだ。』   第10の黄金律 『どれだけ生きるかではなく、いかに生きるかが重要なのだ。』   生命が、その命を度外視してなし得ることは、尊い。   『人生は物語の...
あわせて読みたい
『この世には、自分にしか歩けない道がある。その道を歩くのが人生だ。』   第11の黄金律 『この世には、自分にしか歩けない道がある。その道を歩くのが人生だ。』   自分のこの命を何と心得る。この広漠とした果てしない宇宙、過去、未来...
あわせて読みたい
『「生きる」ということの本当の意味とは。』   第12の黄金律 『「生きる」ということの本当の意味とは。』   『生きる』というのは命の躍動だ。命の浪費ではない。   『生きるとは呼吸することではない。...

同じ人物の名言一覧

あわせて読みたい
ゲーテの名言・格言一覧 ドイツの詩人。男。1749年8月28日に誕生したゲーテは、本名はヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテといい、ドイツの小説家・詩人・劇作家として執筆活動を行いながら...
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次