偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。
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目次
考察
何しろ、『隣の芝』だから青く見えるだけだ。隣に移れば、またその『隣の芝』は青く見える。単なる錯覚なのである。認知ミス、あるいは認識不足だ。(なぜあの人の方が)とか、(なぜ理解してくれないんだろう)ではない。方向を、そういう風に外に持っていくことは間違いだ。逆である。『インサイド・アウト(内から外へ)』であるべきなのである。
もし相手の立場にあったら、それは当然生まれて来た環境、家族構成、肉体、体質全てが『立場』だが、自分も、その相手と同じ行動を取っているに過ぎない。それに対して、『自分とのズレ』を感じるからと言って強要するのは、いささか、ただの独りよがりである。
『メタ認知』とは、簡単に言うと客観視である。自分が見えている景色がこの世のすべてではない、という認識を持てるかどうかが求められている。メタ認知に優れている人は、今見えている自分の景色だけがこの世のすべてではないという『視点』を持つことができる。それに比べ、メタ認知能力が足りない人は、自分が見えている景色がこの世のすべてだと錯覚し、誤謬することが多く、無意識のうちに愚かな行動を取ったり、人の気持ちを踏みにじったりしてしまうことが多い。
例えば、自分の手足が冷たく冷えてしまったとき、他の人が『手足が冷たい』と言ったとき、『俺もだよ!』と言ってしまう。そして、その人が末端冷え性であり、自分よりもはるかに冷たく冷え切ってしまっているという事実を、闇に葬ってしまうのである。こういう人に、人の上に立つ資格はない。何しろリーダーとは、『人の気持ちを理解できる人』以外には務まるものではないからである。
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