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ゲーテ『自分を他の人の立場に置けば、我々がしばしば他の人に対して感ずる嫉妬や憎悪はなくなるだろう。また他の人を自分の立場に置いたら、高慢や独りよがりは大いに減ずるだろう。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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考察

何しろ、『隣の芝』だから青く見えるだけだ。隣に移れば、またその『隣の芝』は青く見える。単なる錯覚なのである。認知ミス、あるいは認識不足だ。(なぜあの人の方が)とか、(なぜ理解してくれないんだろう)ではない。方向を、そういう風に外に持っていくことは間違いだ。逆である。『インサイド・アウト(内から外へ)』であるべきなのである。

 

もし相手の立場にあったら、それは当然生まれて来た環境、家族構成、肉体、体質全てが『立場』だが、自分も、その相手と同じ行動を取っているに過ぎない。それに対して、『自分とのズレ』を感じるからと言って強要するのは、いささか、ただの独りよがりである。

 

『メタ認知』とは、簡単に言うと客観視である。自分が見えている景色がこの世のすべてではない、という認識を持てるかどうかが求められている。メタ認知に優れている人は、今見えている自分の景色だけがこの世のすべてではないという『視点』を持つことができる。それに比べ、メタ認知能力が足りない人は、自分が見えている景色がこの世のすべてだと錯覚し、誤謬することが多く、無意識のうちに愚かな行動を取ったり、人の気持ちを踏みにじったりしてしまうことが多い。

 

無意識

 

例えば、自分の手足が冷たく冷えてしまったとき、他の人が『手足が冷たい』と言ったとき、『俺もだよ!』と言ってしまう。そして、その人が末端冷え性であり、自分よりもはるかに冷たく冷え切ってしまっているという事実を、闇に葬ってしまうのである。こういう人に、人の上に立つ資格はない。何しろリーダーとは、『人の気持ちを理解できる人』以外には務まるものではないからである。

 

リーダー

 

 

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