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ドストエフスキー『本当の真実というものはいつでも真実らしくないものだ。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

[say name=”偉人” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/人物アイコン.png”]ロシア作家 ドストエフスキー画像)[/say]

[say name=”運営者” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/シャーロックホームズアイコン1.png” from=”right”]ふむ…。[/say]
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目次

考察

『本当の真実というものはいつでも真実らしくないものだ。真実をより真実らしく見せるためには、どうしてもそれに嘘を混ぜる必要がある。だから人間はつねにそうしてきたものだ。』

 

『真実らしくない』というのは、人間の解釈だ。そして『本当の真実』というのが、本当のこの世の実態だ。『真実をより真実らしくみせる』のも、『それに嘘を混ぜる』のも、人間だけが取る行動だ。そして、人間はそのように常にそうしてきた。

 

それを考えた時、頭に浮かぶのはニーチェの言葉である。

『論理は完全な虚構の見本である。現実の中には論理などは存在せず、現実はまったく別の複雑極まりないものである。我々は実際の出来事を思考においていわば簡略化装置で濾過するように、この虚構を図式化することによって記号化し、論理的プロセスとして伝達および認識可能なものとする。』

 

 

この世には『論理』すら存在しない。それは単なる人為的なものであり、真実の形ではないというのだ。よって、人間が認識できる真実っぽい真実に傾けるために、人間はその真実の実態を隠蔽し、捏造し、認識可能なものにする。その理由は、『安心したいから』だ。人間が理解できて、認識できる世の中でなければ、精神が崩壊する。

 

だから最初、この地球は『平らだと思われていた(地球平面説)』のだ。

 

 

まさか、『丸い』と思うことはなかった。それはつじつまが合わないからだ。知識がなかった。だから、そんな『理解不能』で『認識不可能』な事実について、隠蔽し、自分達が納得の出来る論理で、物事を片付けようとした。

 

そして2500年前にピタゴラスが『地球球体説』を唱え、その200年後にアリストテレスが経験的見地からその説を採用し、そして1520年にマゼランたちによって、その実際的な証明がなされた。

 

 

ジョン・ロックはこう言ったが、

 

人間は常に、『現在認識している自分の論理が正しく、あるいは最終到達地点である』と考えがちなのである。

 

そこは手塚治虫の言うように、

 

これぐらい柔軟性のある考え方を持ちたい。湯川秀樹もこう言っている。

 

賢人の言葉に耳を傾けるべきである。

 

 

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