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芥川龍之介『好人物は何よりも先に、天上の神に似たものである。第一に、歓喜を語るに良い。第二に、不平を訴えるのに良い。第三に、いてもいなくても良い。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

[say name=”偉人” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/人物アイコン.png”]日本作家 芥川龍之介画像)[/say]

[say name=”運営者” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/シャーロックホームズアイコン1.png” from=”right”]ふむ…。[/say]
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目次

考察

芥川龍之介はこうも言った。

 

『好人物』とは、『現在の自分が好む者』、更に厳密に言えば、『現状の自分の刹那の欲望を満たしてくれる者』である。『愛人』や『悪友』の存在が頭をよぎることになる。『慣れあい』や『傷のなめ合い』といった人間関係もちらついてくるようになる。

 

フランスの哲学者、パスカルも、

 

と言ったが、『人間の心情』ほど不確かで信憑性のないものはない。何しろ、人間自体が恒久的に未熟なのだ。違うと言うのなら、まずテロや戦争や差別や貧困の問題を解決し、天災や飢饉を止めてみるといい。できないなら、未熟である。

 

しかも、人の心は『虚ろ』だ。常として同じ位置に無い。『投影バイアス』とは、例えば、空腹時に、『満腹時の自分』を想像することが出来ない現象を言う。同じように、満腹時に、『空腹時の自分』を想像出来ない。その現在の自分の思考や心が、その先もずっと続く、という錯覚を覚えてしまうのである。その『未熟』で『虚ろ』な人間の心が捻出した『天上の神』は、とても不確かなものである。

 

マルクスはこう言い、

 

ニーチェは言った。

 

しかし、どちらにせよ人間も含めたこの世の一切は、『虚ろ』ということなのかもしれない。『虚ろが答え』なのかもしれない。

 

 

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