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『希望は貧者のパンである。そして、絶望は貧者のカビである。』

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意味

希望があれば、貧しい者でも明日を夢見て今日を生き繋ぐことが出来る。『生き繋ぐ』ということでいえば、それはまるで『パン』だ。食料だ。食料があれば人が命を生き繋いでいけるように、希望もまた同じように、人に今日を生きる力を与えてくれるのである。

 

だが、食糧と同じようにこの世には『カビ』も存在している。人間が身の回りで発生させるカビというのは普通、『何らかの怠惰の末に発生した菌』である可能性が高い。例えば、パンを置きっぱなしにして腐らせた。米や野菜を適切に保存せず、あるいはジャムや牛乳を賞味期限が切れるまで放置し、腐敗させてしまったのだ。

 

絶望は貧者のカビ。つまり、ここで言う『貧者』は、何も金銭的に貧しい者というわけではない。『心が貧しい』のだ。だから、 『足るを知れば富む』はずなのに、必要以上に食料を買いあさり、元々あった食料を腐らせてしまった。またあるいは、食料の有難さを理解していないがために、その品質管理を怠り、ぞんざいに扱ってしまった。

 

農家で働く人がどのようにして米を収穫し、動物の肉がどのようにしてマーケットに並ぶかということを本当にその目で見て、事実を熟知している人間なら、どうしてそのような『カビ』を発生させることに繋げられるだろうか。絶望。それは、自分が勝手に絶望だと思っているだけだ。悲劇のヒーロー、ヒロインを気取る暇があるほど、ぜいたくな暮らしをしているだけだ。

 

 

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