アインシュタイン『何かを学ぶためには、自分で体験する以上にいい方法はない。』

04/05/2019

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

[say name=”偉人” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/人物アイコン.png”]ドイツの理論物理学者　アインシュタイン[/say]

[say name=”運営者” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/シャーロックホームズアイコン1.png” from=”right”]ふむ…。[/say]
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考察

OJTとは、『On the Job Training』の略であり、何のことは無い。『仕事をしながら覚える』ということである。正直、私は人がここまでOJTを必要としているとは思わなかった。もっと口頭だけで理解して伝わると思ったのだ。頭で考えて、主体的にいろいろやると思った。しかし実際はOJTでなければ学ばなかった。

再建の神、大山梅雄は言った。

『人間は頭で理解するが、感情で動く。説得力とは、とりもなおさず人の感情にストレートに訴えかける術である。』

そこにも書いたが、山本五十六の言う、

『やってみせ、言って聞かせてさせてみせ、褒めてやらねば、人は動かじ。』

ということは本当だったのである。かくいう私も、主体性が発揮していない頃や、あるいは自分にとっての未踏未達のことをやるときは、OJTを必要としていた。つまり『人』とは、私も当然含まれているが、まずは、やってみなければ感覚を掴めないものなのである。王陽明が『知行合一』と言ったが、頭でわかっていても、行動に移せないことがあるのが、人間が往々にして取りがちな態度なのである。行動あるのみだ。

『学ぶ方法』ならいくらでもある。だが、『最も良い方法』ということになるなら、アインシュタインの言う通りだ。口で自転車の運転の仕方をいくら説明されたって、実際に乗ってみなければ感覚的にわからないだろう。また、格闘技や武道などはどうだ。自転車のそれで理論を頭に入れて何とか出来るような人も、これらを頭で理解しただけで最善の動きを取ることはできない。