ニーチェ『君は、君自身を愛し、君自身を軽蔑しなければならぬ。』

07/19/2019

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

[say name=”偉人” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/人物アイコン.png”]ドイツの哲学者　ニーチェ（画像）[/say]

[say name=”運営者” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/シャーロックホームズアイコン1.png” from=”right”]ふむ…。[/say]
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考察

『（創造者の道を行く）君は、』ということだ。

ニーチェはこうも言った。

『孤独な者よ、君は創造者の道を行く。』

つまり、そこで『創造する』わけである。

ニーチェはこうも言った。

『常にいつも、汝自身であれ。汝自身の教師、彫刻家であれ。』

つまり、そこで『彫刻する』わけである。その為には、愛し（何かを残し）、軽蔑する（何かを削る）必要がある。そうしなければ彫刻にはならない。彫刻する時は、削りながら、残していくだろう。そして残っていったものが形になり、像が完成するのだ。そうした彫刻によって完成された姿が、本来の自分であり、真の像である。

例えば私で言えば、たまたま自分の周りにいた者が、自分の理解者であり、友人であると思っていた。しかし、冷静に考えてみると、その様な考え方は、極めて盲信的だった。自分がクリスチャンの家庭に生まれたからクリスチャンになり、ムスリムの家庭に生まれたからムスリムとして生きる。それは本当に、正しい生き方なのだろうか。