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ニーチェ『論争に応ずる場合には、双方にとっていちばん不愉快なやり口は、立腹して黙っていることである。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

[say name=”偉人” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/人物アイコン.png”]ドイツ哲学者 ニーチェ画像)[/say]

[say name=”運営者” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/シャーロックホームズアイコン1.png” from=”right”]ふむ…。[/say]
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考察

『論争に応ずる場合には、双方にとっていちばん不愉快なやり口は、立腹して黙っていることである。というのは、攻撃者側は、一般的に沈黙を軽蔑のしるしと考えるからである。』

 

そもそも、なぜ論争やディスカッションをするのかということだ。その意味の根底を理解していれば、『沈黙』という結果は起こらない。相手と(別にこのままの展開でいい)と思っているのであれば、そういう行動はとらない。恋人や夫婦同士の言い合いや、親子同士の口喧嘩でも何でもそうだが、相手と(このままの展開では嫌だ)と思うからこそ、そうした展開に発展したのだ。

 

そんな中、沈黙されるわけだ。これはもう、感情を逆なでするだけだ。激昂してもおかしくはない。火に油を注ぐ様なものなのである。私は、部下がちょくちょく私の説教の間、黙り込んでいることに怒りを覚えていた時期があった。自分の喋る番で30分黙り込むことなど日常茶飯事。おちょくっているようにも捉えられる相手の態度。温厚で有名な私だったが、ついには激昂して手を出した。しかし、実は彼は、ある病気を患った病人だったのだ。

 

『吃音症』である。この症状の事例には、

『例えば電話越しに急に無言になるので、相手はおちょくられているのだと勘違いし、不愉快な気持ちになることがある。』

 

とある。まさに、私が『おちょくられている』と感じたそれは、病気の症状だったのだ。私はそれがわかった後は、まあある種のブレーキは効くようにはなった。だが、だからといってそれを盾にしてやりたい放題にやろうものなら、鉄拳制裁をくらわしてきた。

 

とまあ、こうした稀なケースもあるわけだが、しかし、病気が発覚するまでは、相手が話し合いの中、沈黙する行為は、殺意さえ覚えたものである。

 

 

 

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