ニーチェ『愚者は良い暮らしを得ても、それよりもっと良い暮らしを求める。』

07/18/2019

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

[say name=”偉人” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/人物アイコン.png”]ドイツの哲学者　ニーチェ（画像）[/say]

[say name=”運営者” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/シャーロックホームズアイコン1.png” from=”right”]ふむ…。[/say]
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考察

ブッダはこう言っている。

『足るを知る者は富む。例えば、水を飲むだけで人は、涙を流せる。』（超訳）

ソクラテスならこうだ。

『満足は、自然の与える富である。贅沢は、人間の与える貧困である。』

とかく人は、ショーペン・ハウエルがこう言うように、

『富は海の水に似ている。それを飲めば飲むほど、のどが渇いてくる。』

欲すれば欲するほど、渇きを訴えるものである。

ガンジーは言った。

『暮らしの中に、ある程度の快適さは必要です。しかし、一定レベルを超えると、それは役立つどころか心の足かせとなります。』

つまりそれは、ココ・シャネルが言うところの、

『贅沢とは、居心地がよくなることです。そうでなければ、贅沢ではありません。』

『居心地の悪さ』の追及を、自分自身でやってしまっているということ。『麻薬』と同じで効果が一時的。しかもそれによって、受けるダメージが大きいので、破滅してしまうのである。

欲するとそうなる。欲することに支配されなければ、そうならない。『豊かになりたい』のに『破滅する』ことについて、理解できない精神状態は、麻薬や酒で理性を失っている人間と同じだ。車も運転してはいけないし、社会に出るのも、シラフになってからにした方が良い。そうじゃなければ、トラブルがなくなることはないだろう。先にやることは、シラフになることだ。

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