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フランシス・ベーコン『真理は、永遠の娘であり、権威の娘ではない。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

[say name=”偉人” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/人物アイコン.png”]イギリス哲学者 フランシス・ベーコン画像)[/say]

[say name=”運営者” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/シャーロックホームズアイコン1.png” from=”right”]ふむ…。[/say]
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目次

考察

真理、永遠、権威とあるが、これらを比べて考えてみると、真理=永遠という図式となり、権威も別に=真理という図式が成り立ちそうな気配はある。権威という言葉の意味は、『他の者を服従させる威力』だ。真理には、そういう力がある。例えば、人は死ぬわけで、それには逆らえない。何人たりとも逆らえないことを考えると、そこにいるのは絶対者であり、権威そのものだ。

 

しかし、ベーコンのこの言葉を見ると、これらが=で結び付けられていない印象を受けるが、ここにある謎は、『永遠』という言葉を紐解いたときに見えて来る。永遠という言葉の意味は、『存在の無限的概念、事実が永久に変わらない様』だ。つまり、石ころをここに置いておくと、1,000年も経てばその原形が崩れているが、永遠というのは、1,000年だろうが100億年だろうが、その原形を崩さない。

 

 

しかし、『権威』はどうかというと、それは永遠ではないのだ。その『他の者を服従させる力』は、もう『者』と入っているわけで、だとしたらそこには『人間』がいる。あるいは、動物でも昆虫でもいいが、とにかく生命がいて、だとしたらそれは=永遠ではない。そう考えると、『権威<永遠=真理』という図式が浮き彫りになるのである。繋がっているのは、『真理と永遠』だ。

 

真理は、『永遠』の方と密接に繋がっていて、『権威』の方は、あくまでもそれを見て『権威がある』と思う第三者が必要なわけで、それは『真理』や『神』の範囲と比べると、矮小だということになる。

 

真理という言葉の意味自体が、

『いつどんなときにも変わることのない、正しい物事の筋道。真実の道理』

 

だということを考えると、おのずと見えて来る図式である。権威が必ずしも『真実の道理』だとは限らない。

 

 

 

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