偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
[say name=”偉人” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/人物アイコン.png”]イギリスの哲学者 フランシス・ベーコン(画像)[/say]
[say name=”運営者” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/シャーロックホームズアイコン1.png” from=”right”]ふむ…。[/say]
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考察
まず、『恋は盲目』の仕組みから解説しよう。権威ある脳科学者が非常に興味深いことを言うのだ。
『ヘロインをやっているときと、恋をしているときの脳の状態が、瓜二つなんです。』
実は、『恋は盲目』という言葉は、本当なのである。恋をするとき、脳内の『テグメンタ』という部分が活性化していて、実は、これがヘロインを使用しているときの脳の状態と酷似しているというのだ。
つまりこのテグメンタが活性化しているときは、『盲目状態』にあると言っていい。ということは人間が普段見ている景色の正確性も、いささか危ういものになってきそうだ。
例えば『詐欺師』がいる。『説得者要因』とは、説得力のある要素のことで、例えば、スーツにネクタイ、整った髪型と体型、理路整然とした会話、正しい礼儀、言葉遣い、これが整っていれば、人は往々にしてその人物を信用してしまう。
だが詐欺師である。ここまで考えた時、ベーコンの言う言葉の意味は、どう見えるだろうか。
セブン&アイ・ホールディングス代表取締役会長兼CEOの、鈴木敏文はこう言っている。
あるいは、ルソーならこうだ。
さあ、霧が晴れて道が見えてきたはずだ。
『眼を凝らして注意深く観察すれば、運命を見分けることができよう。運命は盲目だが、見分けられぬものでないから。』
だが、『運命は曇りがかっていて目を凝らさなければよく見えないが』の方が『運命は盲目』よりもわかりやすい。盲目というのは『目が見えない』ことを意味するため、『運命は盲目』だと、運命側の方がこちら側をよく見えない、という解釈になってしまう。
その運命側が、こちらをよく見渡せるように心がけよう、という言葉であればそれでいいのだが、ベーコンはそう言っていない。こちら側が運命を見分けるべきだと諭している。従って、よく目を凝らせば運命は見えるはずだ、というこの記事で解釈したことで合致するはずだ。
皆が左に行ったとき、自分もどうしても左に行きたくなる。そこに本当に主体性があるだろうか。例えば、『会衆、モッブ、パニック』という集団心理について考えてみたとき、『会衆』とは、受動的な関心で集まった人達の事。『モッブ』とは、強い感情に支配された集団の事で、暴動が起きるケースなどにあたる。『パニック』は、突発的な危険に遭遇して、群衆全体が混乱に陥ることであるが、だとすると群衆に主体性はない。
彼らの目は『盲目』気味である。このことについて一度立ち止まってじっくり考えるべきである。
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