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松下幸之助『いくら粉飾したところで、自分の生地は誤魔化し切れない。正直こそが、処世の一番安全な道。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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目次

考察

『メッキ』を思い出せば一発だ。あれの実態は、単なる『一時的な装飾』である。重きを置くべきなのは『メッキ貼り』の技術研鑚ではない。見栄、虚勢、粉飾、捏造、これらでもっていくら『背伸び』したところで、実際の身長が変わるわけではないのだ。そう言われたとき、その行為に少しでも『虚しい』と感じるのであれば、プライドがある。誇り高きプライドだ。それこそが、内に秘めたる『純金』の輝きである。磨くのはそっちだ。メッキ貼りの技術ではない。

 

純金

 

『虚しさ』を感じないならプライドなどない。『見栄とプライドの意味をはき違えるな。』ということなのである。例えば東芝はどうだ。原子力発電事業に手を出し、震災でダメージを負い、不正会計をして粉飾決算をし、隠蔽工作して信頼を損ね、石坂泰三土光敏夫の墓前で土下座しろと株主に罵倒され、1万人を超える社員をリストラし、数多くのメイン事業を手放すことになった。

 

事業

 

『いくら粉飾したところで、自分の生地は誤魔化し切れない。正直こそが、処世の一番安全な道。』

 

松下幸之助の言葉はどう響いてくるだろうか。たしかに正直者が馬鹿を見ることはあるが、それは往々にして一時的である場合がほとんどだ。ウサギはカメを見ていた。だが、カメはゴールを見ていた。私利私欲に支配されるあまり、自分の生き方を見失ってはならない。カメのように誠実に、自分の出来る限りの最善を尽くすのだ。それが人間に与えられた天分である。

 

ビッグカンパニーとグッドカンパニーは違う。会社を大きくしたり、その会社を長きにわたって繁栄させたり、高額の報酬を得るということは『私欲』である。そして粉飾やメッキということで言えば、見栄を張り、自分を偽った人生を生きようとすることもまた、『私利』に支配されている。なぜなら、そうしたほうが自分のエゴが満たされ、あるいは傷つかないで済むからだ。

 

エゴ

 

私利私欲に支配されている人は、とにかく他人や『義』をないがしろにする傾向がある。すると、『土下座しろ』と言われたり、『不正』をしたりして、結局自らの『利』を守れず、損する結果になる。

 

私の部下も、損得勘定に支配され続け、なかなかその領域を抜けられない人間がいる。彼は損得の意味を理解していない。例えば失敗をしたとき、それを誤魔化して事実を捏造・隠蔽したほうが自分が楽になれると考える。だが、下記のような黄金律がある限り、そうした方向に逃げることはできない。

 

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『損して得取れ』という言葉もある。失敗を隠蔽して自分の価値を著しく下げるのと、隠蔽したその刹那だけ気を楽にすることの、どちらがメリットが大きいか、そういうことの計算もできないのだ。そういう人が実に多いのである。

 

松下幸之助は、

 

とも言ったが、普通、『無料で奉仕』することなど、損得勘定に支配されている人間にはできない。だが、どうしてこのような心構えの人間が『経営の神』と言われ、日本一の大金持ちになることができたと思うだろうか。考えてみるべきである。

 

 

 

 

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