偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
[say name=”偉人” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/人物アイコン.png”]イギリスの哲学者 ラッセル(画像)[/say]
[say name=”運営者” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/シャーロックホームズアイコン1.png” from=”right”]ふむ…。[/say]
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考察
オスカー・ワイルドは言った。
彼らの話を総括しても、至る所で不幸話が乱発されていて、しかも、その不幸話は往々にして、うんざりするほど月並みである。先週、部下に話したのはこうだ。
『何度も、何十回も、何百回も、何前回も口で言ってきて、殴ったし、制裁金を課してきたし、風呂も食事も旅も登山もしてきたわけだが、お前はどうも、この7年という時間を全身全霊で見てきて思うのは、自分が悲劇のヒーローでいることに対し、悦に入っているところがある。つまり、自分で好んでその方向に向かっているところがある。
気づけば、絶望的な顔をして下を向き、気づけば、自分が殴られて可愛そうな人間の様な方向に話を持っていく。まるで、カーナビで渋谷にインプットしている以上、必ず渋谷に向かってしまう様なイメージで、お前のパラダイムは、好んでそっちの方向に向かう様に設定されている。』
そして、これは別に、7年目だから言えることではない。何しろ私は、この部下が入社した、つまり7年前の初月に、『お前に必要なのは、主体性とパラダイム転換だ』という助言をしているのだ。7年目というキーワードを出しているのは、ただ単にこの話に説得力を出す為である。残念ながら、彼の不幸など、世界に目を向ければ、大したことは無い。
大したことは無い人間が悲劇のヒーローを気取る姿ほど、見ていて無様なものはない。私は続けた。
『例えば、どうしても被害者でいることをやめられない理由を考えた時、こういうことがあるのかもしれない。自分が被害者を演じなくなれば、かつて、幼少期に亡くした兄の命が軽くなる。あの事件は、本当に大きなものだった。家族の形を、大きく変えた。だから、自分が被害者を演じなくなれば、その件が、まるでなかったかのようになってしまうような気がして、『あった』のに、『なかったことになる』ような気がして、お前なりに兄の命を考えている、ということがあるとか。
真実を知っているのはお前の心だけだ。内省を続け、自分の心に問いかけ続けろ。このままでは、お前は自分の兄の命を冒涜していることになる。失敗を積み重ねて、自分を否定し続け、悲劇のヒーローを演じ、命を無駄遣いしている姿を兄が見たら、死んでも死にきれないんだからな。』
『変わろうと思っている人だけが、変われるとぼくは思っているんです。』
by『思い出のマーニー』監督:米林宏昌
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