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ラッセル『自分の意見と違う意見に腹を立てず、そういう意見が出た理由を理解しようとする術を学ぶことが大事である。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

[say name=”偉人” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/人物アイコン.png”]イギリス哲学者 ラッセル画像)[/say]

[say name=”運営者” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/シャーロックホームズアイコン1.png” from=”right”]ふむ…。[/say]
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目次

考察

自分の意見が『赤』だとすると、その時の相手の色は『青』だったわけだ。だとしたら例えば、『紫』という新しい色を捻出することを考えたいのである。

 

ラッセルはこうも言った。

 

自分の色も、正しい。そして、相手が主張する色も、存在する色なのだ。その『存在する色』というところに着目したい。存在するのに、その存在を否定する、という発想は愚かである。例えば、ここにリンゴがある。

 

 

だが、それを見て『いや、認めない』という発想は、まずい。『ある』のに、『ない』と言うことは、違う。最悪の場合、病院に入院する必要がある。同じように、そこに捻出された相手の色は、間違いなく『何らかの理由があって捻出された』わけだから、その道筋を想像し、理解したいのである。

 

例えばワガママに振る舞う、身勝手で横暴な人間がいたとする。どう考えたって、理不尽なことをするのだ。その場合、彼に『お前が間違っている』と、断固として言うことは、一見すると正しい。しかし、それでは間違いなく、衝突を避けることはできない。

 

[say name=”” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/人物アイコン.png”]あ!?なめてんのかテメエ![/say]

 

と言われ、最悪の場合、傷害事件に発展するだろう。だとしたらどうすればいいのか。考えたいのは、彼がそうしたパラダイムに至った経緯である。もしかしたら彼は、物心がついたら母親が離婚していなくなっていて、全ての子供が母親から受けるはずの、特別扱い、という愛情を受けておらず、何らかのメーターが枯渇しているのかもしれない。

 

 

だとしたら彼は『加害者』ではなく、『被害者』だ。少なくとも、彼の頭の中では、そうなっているのであり、それに対し、同情し、援護するどころか、むしろ追い打ちをかける様に『お前は間違っている』などと頭ごなしに言われれば、

 

(テメエに何がわかるんだよ!)

 

という発想が頭をよぎるに違いない。思い浮かぶ『学園モノのドラマ』を思い出してみるといい。そこにはほぼ間違いない確率で『不良少年・少女』、あるいは『問題を抱えた生徒』が出てきて、その存在を、ほとんどの教師が、頭ごなしに否定している。その固く閉ざされた心を解きほぐすのは、いつだって『熱血教師』だ。相手の為に泣き、相手の為に笑うことの出来る、心優しい人間だけが、そもそも、人の意見に口を出す資格があるのである。

 

 

 

 

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