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ラ・ロシュフーコー『われわれは生涯の様々な年齢にまったくの新参者としてたどりつく。だから、多くの場合、いくら年をとっても、その経験においては経験不足なのである。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

人間は、次の年齢にバトンを渡す、リレーをしているのだ。矢沢永吉は、

『20代で頑張った奴だけが、30代のプラチナチケットを手に入れられるんだ。』

 

と言ったが、事実、頑張らなくても一応はチケットが手に入るが、それは場末のバーか何かにあるステージの、立見席程度の物である。

 

チケット

 

『最高のプラチナチケット』を手に入れようではないか。その為には、次の年齢へと繋ぐその命のバトンを、全身全霊で受け渡すべし。ロシュフーコーの言う様に、確かに『そのステージ』は初めてだ。だが、努力次第でその『スタート』が違うのだ。

 

ゲーテは言った。

 

『無意識(惰性)』ではダメだ。『意識』し、人生に『主体的』になり、次の走者へと最高のバトンを繋ぎたい。目は高く、頭は低く、心は広く。私なども、人から意見されるのが大嫌いな性格で、なまじ自分一人で努力してある程度のことはできてしまうから、どうしても協調性が持てずに傲慢不遜になりがちである。

 

孤独と孤高の違いを意識していることから、別にこれからもその他大勢の一人である反応的な人間とは意見が合うことはないが、傲慢不遜に陥るのは違う。『頭は低く』あるべきである。そのためには、ロシュフーコーの言うようなことを理解していなければならない。どの分野においても自分は素人。つまり、あえて素人たる『アウェイ』の身に自分を置き、初心者であるべきだ。そうすれば傲慢不遜に陥る暇がない。

 

初心者

 

傲慢不遜に陥る人間は、往々にして『ホーム』でふんぞり返っている。自分の得意分野を武器にし、あるいは盾にして、自分と自分が今まで構築してきたものをひた守ろうとするのだ。

 

それではまだ甘い。私が見てきた自分を過信した人間は皆、ホームに甘んじ、アウェイから身を遠ざけ、ぬるま湯につかって『誤魔化している』人間だった。もちろん人は自分の選んだ道をわき目も振らずに邁進すればいい。だが、『ホームに甘んじる』のは違う。その道を極めて名誉を手に入れた人間も、傲慢不遜に陥って転落した人間は大勢いる。

 

『われわれは生涯の様々な年齢にまったくの新参者としてたどりつく。だから、多くの場合、いくら年をとっても、その経験においては経験不足なのである。』毎年どころじゃなく、毎日が勉強。素直にそう思う心を整えることが、人間としてあるべき姿である。

 

 

 

 

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