偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。
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目次
考察
これがどれだけ難しいか。まず人というものは、自分の欠点をつかれると自己防衛本能によって、とっさに反論、言い返しをするか、あるいは(自分の弱点を突いて、倒そうとしてくる敵だ)と認識し、相手を敵視してしまう傾向がある。しかし、『痛い』のはそれだけ『的のど真ん中を射た』わけであり、その『ど真ん中に的中させた相手』は、真の友人の名にふさわしい。
普通、的は外れる。それだけ人は、他人のことに興味がないからだ。興味がないということは当然分析ミスをする。それは判断ミスだ。そういう人が撃った矢など、的を捉えない。
しかし『ど真ん中を射た』のだ。それは、自分の事を考え抜いてくれた証拠である。だが実際には、ど真ん中を射られた人は、防御本能に支配される。(あいつさえそんなことを言わなければスムーズだった)と言って敵視し、隠蔽、捏造、時に仕返しを画策する。
彼の為を思って言ったのに、その彼に誤解され、言われもない不当な扱いを受けるのだ。まるで、毒を抜いてあげようとして毒に自らの手を差し出し、その毒に逆に侵されてしまうように。だからといって『見て見ぬフリ』をする人間に、『友情の為の努力』などない。人の為にどこまで熱くなれるか。人の為にどこまで損を買って出れるか。『その覚悟』が、友情の絆の度合いを決めるのだ。
相手の毒を飲み、自分が毒に侵される。それを客観的に見たその相手が、
(あいつのあの毒は、まさか元々自分にあった毒?)
そう気づくことが出来たとき、もしかすると自分の余命はもうわずかしかないかもしれない。彼の為に、命を削ったのだ。
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