偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。
[adrotate banner=”6″]
目次
考察
『第一流の人物はどこか普通の人の型にはまらぬものがなければならぬ。凡人の測り知れない多面的な変化に富んでいなければならぬ。天に通ずる至誠、世を覆う気概とともに宇宙そのもののような寂寞をその胸懐に秘めていてほしい。』
『至誠(しせい)』とは、極めて誠実な心。『寂寞(せきばく)』とは、心が満たされず、ものさみしいさま。『胸懐(きょうかい)』とは、自分の心の内。つまり、第一流の人物になる為には、幸せになってはいけないということなのである。いや、厳密に言うと、『世の多くの人が幸せだ、と定義している図式に、甘んじない』ということであり、その意味を考える為に必要なのは、こんな偉人の言葉だ。
ナイチンゲールは言った。
太宰治は言った。
つまり、ショーペン・ハウエルがこう言った様に、
我々の胸懐が寂寞としないならば、それはインチキであり、視野を狭めて、至極自分本位かつ人間本位に生きている証拠なのである。そんな『よくいる人間』が、『第一流の人物』の称号に相応しいわけがない。相応しいなら、全ての人間はその称号を得られる。殺人者であってもだ。世界のどこかで不和や争いが起きている以上、心は休まるはずがない。それが、偉大な人物が持っているはずの心の内なのである。
[adrotate banner=”7″]
関連する『黄金律』
あわせて読みたい


『他と違うことは恥ではない。誇りだ。』
第9の黄金律 『他と違うことは恥ではない。誇りだ。』 他と異なることで迷うことなど何もない。元より、唯一無二の命なのだ。例えば、それだけでそこには...
あわせて読みたい


『どれだけ生きるかではなく、いかに生きるかが重要なのだ。』
第10の黄金律 『どれだけ生きるかではなく、いかに生きるかが重要なのだ。』 生命が、その命を度外視してなし得ることは、尊い。 『人生は物語の...
あわせて読みたい


『この世には、自分にしか歩けない道がある。その道を歩くのが人生だ。』
第11の黄金律 『この世には、自分にしか歩けない道がある。その道を歩くのが人生だ。』 自分のこの命を何と心得る。この広漠とした果てしない宇宙、過去、未来...
同じ人物の名言一覧
あわせて読みたい


安岡正篤の名言・格言一覧
日本の哲学者。生誕1898年。男。(画像) 名言一覧 『我々の生活が自堕落になったとき、心から馬鹿と叱ってくれる畏敬する人を持つ者は幸いだ。』 『いい年になったら早...