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安岡正篤『第一流の人物はどこか普通の人の型にはまらぬものがなければならぬ。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

『第一流の人物はどこか普通の人の型にはまらぬものがなければならぬ。凡人の測り知れない多面的な変化に富んでいなければならぬ。天に通ずる至誠、世を覆う気概とともに宇宙そのもののような寂寞をその胸懐に秘めていてほしい。』

 

『至誠(しせい)』とは、極めて誠実な心。『寂寞(せきばく)』とは、心が満たされず、ものさみしいさま。『胸懐(きょうかい)』とは、自分の心の内。つまり、第一流の人物になる為には、幸せになってはいけないということなのである。いや、厳密に言うと、『世の多くの人が幸せだ、と定義している図式に、甘んじない』ということであり、その意味を考える為に必要なのは、こんな偉人の言葉だ。

 

ナイチンゲールは言った。

 

太宰治は言った。

 

つまり、ショーペン・ハウエルがこう言った様に、

 

我々の胸懐が寂寞としないならば、それはインチキであり、視野を狭めて、至極自分本位かつ人間本位に生きている証拠なのである。そんな『よくいる人間』が、『第一流の人物』の称号に相応しいわけがない。相応しいなら、全ての人間はその称号を得られる。殺人者であってもだ。世界のどこかで不和や争いが起きている以上、心は休まるはずがない。それが、偉大な人物が持っているはずの心の内なのである。

 

 

 

 

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