偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。
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目次
考察
『枝葉末節のものほど、非常に移り変わりが激しいから影響力が大きく見えるが、それはまことに陰であり響であって空しいものだ。すぐに消えてしまう。本質的なるものの影響は影響ではなくって、それはもう骨髄に入る。ものになる。身になる。身につく。これは影響ではなくって感化という。』
枝葉末節というのは、本質から外れた些細なことの意味。つまり、『真理と流行』で考えればわかりやすいはずである。『真理』というものは、いついかなるときもその姿形を変えない物事の道理。『流行』は、時代によって大きく変化し、流動しているものだ。間違いなく、ここでいう『本質的なもの』は『真理』であり、『枝葉末節なもの』は『流行』なのである。
つまり、真理の話を理解できる人間とは、識者だけであり、それ以外の大勢の人は、それよりも流行という派手な目に見える波に乗りたい。そんな状況を考えた時、『では一体どちらに目を向けることが大事なのか』という疑問が浮かび上がるわけだが、安岡正篤に言わせれば、それは愚問である。
ただし、小津安二郎が言った様に、
『どうでもいいこと』と最初からわかっているのであれば、枝葉末節たる流行に乗ってしまうことは、むしろ智恵である。
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