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安岡正篤『子供は言説で教えるよりも、情的に感じ取らせることの方が大事なのです。親父は千言万言を費やして説教するよりも、黙って子供に見せることであります。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

つまり、『言葉』というのは、『記号』なのである。『記号』というのは、人間が認識できる文字や図形のことだ。従って、今この文字を呼んでいる人間は、日本人がほとんどで、とにかく日本語が読める人間。人間であって、動物ではない。昆虫でもなく、とにかく、人間が認識できる記号を、私は今書いているわけである。

 

その記号の一種が、言葉だ。従って、『慇懃無礼な態度を改めよ。場当たり的で刹那的、かつ稚拙な生き方を直ちに改めよ。』と言う『記号』を『子供』に言うことは、そもそも『記号を用いるようになった理由』から考えて、本末転倒である。

 

相手に自分の気持ちを理解させるために、記号が捻出されたのだ。だとしたら、『相手に認識しやすい記号に置き換えて伝える』ことが、伝え手の義務である。そこまで考えれば、安岡正篤の言葉の意味はもう理解している。子供にはまだ、知識も見識も胆識もない。

 

しかし、教えなければならない。そんな時、自分の背中を見せるという教育は、子供の細胞レベルに訴えかけて浸透させる、後で花開く愛の種なのである。

 

 

 

 

 

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