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森鴎外『世間の人は虎を、性欲の虎を放し飼いにして、どうかすると、その背に乗って逃亡の谷に落ちる。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

偉人

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ふむ…。

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目次

考察

人間に虎が秘められていることを考えると、そこに垣間見えるのは『理性』と『野生』である。何しろ、『犬に虎が秘められている』とか、『蛙に虎が秘められている』ということにはならない。犬は犬であり、蛙は蛙だ。それを100%生きていて、急に虎に化けたりすることはない。だとすると『理性と野性』だ。理性という化けの皮を剥がしたところに、野性的な虎がいるのである。

 

 

では、その『野生の虎』を放し飼いにしてはならないのであれば、いっそのこと殺してしまえばいいのだろうか。

 

岡部伊都子は言った。

 

岡部伊都子の言う通りだ。それでは、人が、人でなくなってしまう。理性と野性が両立するのが、人間なのである。人間の『四聖』に数えられる、

 

孔子

孔子

ソクラテス

ソクラテス

ブッダ

ブッダ

キリスト

キリスト

 

彼らの罪の定義とは、上から順に、『利己、無知、執着、罪』である。キリストの言う『罪』とは、紐解くとヘブライ語の『的を外す』という言葉に辿り着く。キリスト教の7つの大罪とは、

 

  1. 傲慢
  2. 強欲
  3. 暴食
  4. 色欲
  5. 怠惰
  6. 嫉妬
  7. 憤怒

 

が挙げられるわけだが、それを見てもわかるように、それらは『欲望を間違った方向に向けた結果』であり、キリストの言う『罪』とはつまり、そういうことなのである。いや、利己も無知も執着も全てそうだ。間違った感情の持っていき方なのだ。そしてここで言うなら、これらは『虎が暴走した結果』だ。人間は、その虎を『放し飼いにする』のではなく、『断固として管理する』ことが求められている。

 

 

 

 

 

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