偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
[say name=”偉人” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/人物アイコン.png”]日本の実業家 三木谷浩史[/say]
[say name=”運営者” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/シャーロックホームズアイコン1.png” from=”right”]ふむ…。[/say]
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考察
『理念』がなくても『能力』があれば、短期的な栄光を手にする。しかし、長期的には無理だ。『膨張』と『成長』は違う。膨張は、弾けるのが相場である。『ビジョナリー・カンパニー 2 – 飛躍の法則』にはこうある。
偉大な企業へと飛躍するには、『能力の罠』を克服しなければならない。そのためには、『何かをうまくできるからといって、利益をあげていて成長しているからといって、それで最高になれるとかぎらない』と判断する規律がなければならない。飛躍を遂げた企業は、無難な仕事を続けていても無難になれるだけであることを理解している。どこにも負けない事業になりうる部分だけに注力することが、偉大な企業への唯一の道である。
雪玉が大きくなっていくのを思い浮かべれば早い。『理念』とは、その雪玉の、核(コア)である、中心部分である。コアがしっかりしていようがいまいが、転がせば雪はつく。しかし、転がせば転がすほど、その差は開いていく。コアが正当な形に整っている雪玉、転がすべきルートをしっかりと転がせばどんどん大きくなるが、いびつなコアの雪玉は、そのルートを転がしたとしても、転がるたびに形がどんどん崩れていく。そしていびつなその雪玉は、ポテッと途中で転がるのが止まってしまう。
飛躍する企業は、どこかの時点でこの原理を深く理解するようになり、長期的な視野を持ち、その道を途中でコケないように、『理念』について考えさせられるようになる。自分はそのビジネスを通して何がしたいのか。それが周囲の人に思わず漏れてしまうような企業にならない限り、企業に対する拝金的で空虚なイメージを拭い去ることは出来ない。だとしたらそういう企業を支援する人はいなくなる。支援する人がいなくなるということは、企業は社会から淘汰される。
また、こういうケースもある。マクドナルドは、中国の工場で、床に落ちた肉をそのまま使用して、それを商品にして売り出している動画が流出したことにより、大ダメージを食らった。
私の家の近くにあったマクドナルドも、その影響でつぶれてしまったのだ。随分長い間あそこにあったのに、遠い中国でそういうことがあっただけで、会社全体のイメージが大きく損なわれた。マクドナルドの場合、むしろ『長期的に利益を上げ過ぎた』と言えるだろう。つまり、『大企業病』に陥ったのだ。『正しい理念』というのは、あるだけではダメで、『正しい理念を、永久に、全ての従業員が理解して掲げ続ける』ことが求められるのである。
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