偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。
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目次
考察
この言い回しだと、『前』に何かの余白がある印象である。『しかし、』と、接続詞を使っているからだ。つまりかつては、この世には愛で報われないことがあると思っていた。視野が狭かったからだ。『人間の視野』だった。私はどの宗教にも属していないし、そのつもりは一生ないが、
キリストの言葉の超訳として書いたのは、
という記事だ。
例えば、『レ・ミゼラブル』のジャン・バルジャンは、無実の罪なのに、投獄されたわけだ。そして、出所して生きるために、教会から銀の食器を盗んだ。間もなくすると、その教会の牧師に見つかった。しかし牧師はこう言ったのだ。

よかったらこの銀食器も、持っていくがいい。
この場合、もちろん物語では、牧師の真の愛に触れ、ジャン・バルジャンは改心し、人生をやり直すことになる。だが、そうスムーズにはいかないこともあるだろう。例えば、

当たり前だよ牧師さん。それだけじゃなくて、全てよこしな!
と言って、牧師を射殺し、何から何まで奪い去る理不尽な強盗もいるのだ。では、彼は、牧師は、愛に報われるのだろうか。牧師は殺されてしまったのだ。彼は、殺してしまったのだ。『神の視野』と言ってもあまりにも構造が複雑すぎて、人間の理解の範疇を超えてしまうだろう。
少しだけ人間寄りにした話をしよう。これは、ガンジーの話だ。3発のピストルの弾丸を撃ち込まれたとき、ガンジーは自らの額に手を当てた。これはイスラム教で「あなたを許す」という意味の動作だった。
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