偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。
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目次
考察
『GHQのGIたちはユダヤ人を軽蔑しながら、彼らに頭が上がらなかった。彼らに金を借りていたためである。ユダヤ人は浪費家のGIたちに高利で金を貸し、金銭的に優位に立っていたのだ。それはまるで、幕末期の商人が武士に金を貸して、経済的な実験を握ってしまったのと同じであった。敗戦国日本に駐屯し、我が物顔で闊歩しているGIの、そのまた上を行く人種がいたことは、私には痛快な驚きであった。敗戦で生きていくための精神的な支柱を失っていた私の前途を示す、一筋の光明にも思えた。』
幕末の武士たちが、商人に経済的な方向から支配され、GHQのGI(米軍兵士)が、ユダヤ人に経済的な方向から支配されていた。そんな事実を目の当たりにしたとき、敗戦国となった日本を生きる人間として、そこにかすかな希望の光を見るのは、当然のことである。
金だ。金の力があれば、この国は復活することが出来る。
そう思ったに違いない。
今考えるなら、確かにそこにあるのは、半ば強引で、拝金的な人間のエゴだ。しかし、では日本人は、今の潤った先進国たる地位を全て捨て、途上国の様な暮らしをすることに、耐えられるだろうか。ここではこれ以上、倫理について触れない。ここで考えたいのは、これらの決定的な事実だ。
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