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平尾誠二『「最近の若者はヤワになった」と嘆いても仕方がないので、彼らに合った指導法を工夫していくべきでしょう。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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考察

『怒られるときというのは、たいてい相手も何が悪いか薄々感づいているので、頭ごなしに叱ると逆に頑なになったり、聞き流されたりします。これでは、せっかく怒ってもこちらが疲れるだけで、あまり意味がありません。とくに最近の若者は、なにくそと逆に奮起する反発係数が低下しているので、強く怒るとへこんだまま戻らないことも少なくありません。「最近の若者はヤワになった」と嘆いても仕方がないので、彼らに合った指導法を工夫していくべきでしょう。』

 

 

『最近の若者』というのは、『その親の世代が強いられた人生』が関係している。その親が、何を強いられて生き、どのような価値観を植え付けられ、あるいは身につけ、人生をどう生きていくべきかを理解したか、ということが、その子供に大きく影響を及ぼす。

 

例えば『戦争』を体験した人間ならどうだ。『バブル崩壊』を体験した人間ならどうだ。『平和ボケ』を体験した人間ならどうだ。彼らはどのような思いを抱いて人生を生き、子供を産み、そしてどのような思いをしてもらいたくなく、どのように人生を生きてさえくれれば、それでいいかと思うだろうか。暮らしていければ質素でもいいのか。安定した仕事にさえ就ければそれで幸せなのか。必要以上に危機管理を持つ必要がなく、生きてさえいればそれでいいのか。どのような価値観を持って生き、子供を育ててか。それによって、当然その子供の人生への価値観は姿形を変える。

 

ここでポイントなのは、『最近の若者』という『的』が、『極めて広範囲』を指しているという事実である。

 

 

だとしたら間違いなく、『広範囲に影響を与える強い力』が働いたことになる。それが前述したような、『時代背景』であることは明白だ。しかしだとすると、同時にわかるのは、それを超える『影響を与える強い力』があれば、彼らに塗り固められたパラダイム(価値観)は、塗り替えられることが出来る。『パラダイム転換』である。指導者は、こう考えられなかったのだろうか。

 

『相手がヤワなのではなく、自分の影響力がヤワなだけだ。』

 

 

 

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