index

平尾誠二『人間というのは現金なもので、最初は嫌々でも、 やればできると味をしめた途端、次からは自ら進んでやるようになるものなのです。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

運営者
ふむ…。

[adrotate banner=”6″]

目次

考察

『部下に仕事を強制させる場合は、事前にそれをやらせる意味をきちんと説明することと、必ず結果を出させ、これができるようになったということを、本人にわからせることが重要です。人間というのは現金なもので、最初は嫌々でも、やればできると味をしめた途端、次からは自ら進んでやるようになるものなのです。』

 

 

私はまだ若いので、この人間の性質に納得がいかない。いや確かに、10個、20個も年下の人間を指導するなら別だが、私の部下は、1つ下だ。ほぼ同年代である。しかも同じ男だ。それなのに、やる前から『出来ない』という雰囲気を醸し出してうじうじし、いざやるとなると意気揚々とした態度を取るのだから、私は腹が立つのである。単純に、ガキじゃねえんだよ、と思うばかりなのだ。

 

その上うちの部下ときたら、やらない前は、『過度』に自信を持っておらず、やった後は、私がお膳立てしたこともないがしろにし、全ての手柄を自分で持っていく始末。こんな人間との信頼関係を築けるわけがないのだ。私が彼を、粉微塵も甘やかすつもりがないのは、ほぼ同級生で、同じ男だからだ。その条件が違ったら、内容は全く変わってくる。

 

私は上司だが、その前に人間であり、彼も同じ人間。教育の神、森信三は、

 

と言ったが、問題は、その行為が本当に越権的ではないのか、どうかということだ。年齢が上だったり、年が近かったりすると、尚のこと私はそう思う。彼は私の部下として7年やっていて、未だに自信と過信の違いを理解していない。彼が『本当の自信』をつける為には、上司や教育者からお膳立てされるのを待ち、それをこなせばいい、と考えるのをやめ、自分の意志で主体的に物事に取り組み、その試練を自分の力で突破した時だ。

 

 

 

 

[adrotate banner=”7″]

関連する『黄金律

あわせて読みたい
『「一歩」の価値をどう評価するかで、その人間の人生は決まる。』 第36の黄金律 『「一歩」の価値をどう評価するかで、その人間の人生は決まる。』   『コツコツ』という言葉が嫌いなら使う必要はない。『確かな一歩』を踏み続けろ...
あわせて読みたい
『失敗したと思っても絶対に諦めるな。そもそもそれは、「失敗」ではない。』 第37の黄金律 『失敗したと思っても絶対に諦めるな。そもそもそれは、「失敗」ではない。』   金鉱で金を掘り当てることが出来る人間は、『最後』まで掘るのを止め...
あわせて読みたい
『一つのことに集中する人間だけが手に入れられる圧倒的な力がある。』 第38の黄金律 『一つのことに集中する人間だけが手に入れられる圧倒的な力がある。』   一つのことに集中することで得られる甚大な恩恵を知れ。   『事を成し...

同じ人物の名言一覧

あわせて読みたい
平尾誠二の名言・格言一覧 日本のラグビー日本代表選手。男。 名言一覧 『練習は量より質、質より気分。』 『スポーツでも仕事でも、明らかに基礎力が不足している場合は、自由を与えても楽しめま...
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次