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新浪剛史『下の社員が作った失敗ぐらいでは会社は潰れない。そんなことでいちいち罰しないから、とにかく失敗を恐れるな。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

[say name=”偉人” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/人物アイコン.png”]日本実業家 新浪剛史[/say]

[say name=”運営者” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/シャーロックホームズアイコン1.png” from=”right”]ふむ…。[/say]
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目次

考察

『ユニクロ』で有名なファーストリテイリング社長、柳井正は、『一勝九敗』という本を書いている。柳井正がユニクロという勝利を勝ち取るまでには、実に多くの失敗の積み重ねが無ければあり得なかった。

 

柳井は言う。

『勝利しか体験していない人間(企業)は、ただ挑戦していない(勝ち逃げしている)だけだ。危機につながるような致命的な失敗は絶対にしてはならないが、実行して失敗するのは、実行もせず、分析ばかりしてぐずぐずしている奴ほどよっぽどいい。私も多くの失敗から学び、経験し、そしてようやく一勝を挙げた。』

 

新浪が言うのもこれと同じ意味だ。だが、それを踏まえて私はあえて言いたいのは、危機につながるような致命的な失敗は絶対にしてはならないという部分。例えば、ローソンという会社の根幹的信用と未来、あるいは、その全社員の人生に関わるような失敗だとすればどうだろうか。

 

株価が大幅に下落するような不正だ。それによって事業が行き詰まり、それが原因で従業員の解雇。その延長線上に破綻と倒産が巻き起こってしまうような失敗であれば、どうだろうか。

 

倒産

 

当然『ダメ』だ。許されない。『赦す』というのは、罪を帳消し、リセットするとか、免除するとか、やり直せるとか、そういう意味合い、つまり『愛』のような感覚であり、『許す』というのは、認める、承認する、良しとするなど、そういう意味合い、つまり『許可』のような感覚である。つまり柳井も新浪も『許す』つもりはないのだ。あくまでも『赦す』のであって、『許されない』失敗はしてはならないことが、絶対条件なのである。

 

子供が積木を口にした。放っておいたらのどを詰まらせて死ぬ。だから叱りつけ、しつけする。その行為を親は決して『許し』てはならない。だが、『赦す』だろう。親として当然。愛しているからだ。愛していたから『しつけ』をしたのだ。上にいる人間、下にいる人間、その両方の心構えが問われるワンシーンである。

 

追記:ちなみに2017年現在、東芝は、『致命的なミス』をしたことによる後始末に追われ、大規模な再構築に追われている。

 

原発→事故→不正会計→隠蔽→リーク→信頼の失墜→最低な経営者のトップに選出→事業の廃業→分社化→平社員のボーナスカット

 

そう。危機につながるような致命的な失敗は絶対にしてはならないのだ。

 

 

 

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