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中村真一郎『人生では無理はいつかほころびてしまうものだ。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

昨日ちょうど部下にこのことについて話をしたばかりだ。どういう話かというと、彼には常日頃から『表裏的』というテーマを抱えていて、つまり『表』では『やるべきことをやっている様に見せる』が、『裏』では『やりたいことをやっている』のであり、それは『背信行為』だというのが、私の指導である。

 

それで裏切られるのは私や会社だけではなく、会社を通してのお客さん、あるいは育てている親や、自分自身、そして将来の子孫の人生である。そう考えると、表裏的な人格は良しとされない。そこで、毎度の様に会うたびに、その人格矯正についての努力を検証するわけだが、いささか彼の思慮は浅く、未だにそれが『通用する』と思っている

 

表裏的

 

監視カメラや集音マイクをつけているわけではないからといって、裏と表で態度が違うことは、人として虚しい。そうまでして生きながらえる人生に、誇りを持てる人間など存在しないだろう。私は誇りを持って人生を全うしてほしいと考えていて、それは未来永劫ぶれることはないだろう。

 

それは、『四聖』に数えられる、

孔子

孔子

ソクラテス

ソクラテス

ブッダ

ブッダ

キリスト

キリスト

世の偉人たちと向き合って尚、『強化』されたのである。

偉人

 

そんな中、彼の表情は昨日、『不自然』だった。彼としても、もはや時間にして6年2ヵ月。これだけの時間の中で、想像を絶する人格の矯正を、時には胸倉をつかまれて投げ飛ばされ、受けて来たわけだ。言い分はあっただろう。例えば、

 

浮つかないようにしよう。浮つかないようにしよう。今日はいつもよりも社長が配慮してくれるが、これに甘んじてはならない。浮つかないようにしよう。浮つかないようにしよう。

 

こういった自分への言い聞かせが、実際に浮ついてしまっている自分の気持ちと矛盾し、『不自然な表情』となって、表面化したのだ。つまり中村真一郎曰く、『無理をしていた』のだ。そして言葉通り、それは『綻びた』。その日の最後に、結局として『浮ついた行動』を取ってしまい、失態を見せたのだ。それは、6年という時間を共にした我々の間でしかわからない、問答無用の彼が抱えている試練に対する、失態だった。

 

エコロジー思想の先駆者、ヘンリー・デイヴィッド・ソローは言う。

 

彼に足りないのは、その発想である。自分がいつまでも『被害者』だと思っている以上は、欲し、支配され、見失い、そして刹那に走り、有限の意味を理解出来ないだろう。

 

追記:この記事から4年、彼はいまだに自分の私利私欲をコントロールできていない。例えば、この3カ月で遅刻した回数は8回だ。そして中には二日連続で遅刻をしたケースもある。遅刻をしたら制裁を課されるという状況があり、10年という本来熟練した立場である中、この体たらくだ。

 

彼にとっての『無理』とは何だろうか。真っ当な人生を生きることが10年できないということは、それこそが彼にとっての『無理』に値するのだろうか。だからこそこうしてほころびが起きてしまっているのだろうか。もちろん違う。彼は等身大の自分が何者であるかを理解していないだけだ。見るべきなのは以下の黄金律である。

 

孤独

 

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