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トーマス・フラー『下手な言い訳は、黙っているより悪い。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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考察

『黙秘権』というものがある。逮捕されたときに、基本的人権として、被疑者に与えられる権利だ。これを行使すれば、あるいは留置場だけで釈放されることはある。警察としては、その間に被疑者に『自白』させたいのだ。白状させたい。そうすれば事件として立件でき、警察の仕事が完了するからだ。

 

 

その後は検事、つまり検察局に身柄を引き渡しとなり、後のことはノータッチだ。警察の仕事はとにかく、事件を立件させて、身柄を検察に引き渡すこと。穿った見方をすれば、それが警察のやり口なのである。

 

しかしそれはあくまでも穿った見方だ。誠実に仕事をこなしている警察からすれば、そんなことを言われたら憤慨するだろう。警察が、そうして嫌な仕事を率先して引き受けているからこそ、社会に浸食する悪の色が、少しでも白くなるのだ。

 

 

さて、これはとある知人の話であり、完全なる余談だ。その知人は、警察の誘導尋問に遭った。しかし、本当は警察が誘導した方向が、正しい方向だった。しかし、その知人は経験豊富だった。

 

勢いよく別室から音を立てて入ってくる警察。

 

警察
おい!あいつは吐いたぞ!後はお前だけだ!
知人
なに誘導尋問してんだよ。いいのかよそんなことして。そんなことしたって無駄だよ。違うんだから。

 

すると警察は、睨んでいた方向が間違いだったと勘違いし、すごすごと取調室を出て、供述は、その知人のシナリオ通りになった。言い訳をするときは、『断固としたシナリオ』を用意しなければならない。それが用意できないのであれば、誠実に生きた方が早い。

 

 

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