偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
[say name=”偉人” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/人物アイコン.png”]古代ギリシャの詩人 テオグニス[/say]
[say name=”運営者” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/シャーロックホームズアイコン1.png” from=”right”]ふむ…。[/say]
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考察
有能な『詐欺師』というのは、『説得者要因』の重要さを理解している。
もちろん、詐欺師自体が有能ではない存在なのだが、『説得者要因』とは例えば、スーツを着てビシッとして、ネクタイを締め、スタイルも良く、ハキハキとしていて、物怖じしないで、『順序』を理解している人間を装えば、人は誰しもが、(説得力のある人だなあ)と思って、信じ込んでしまうということがあるが、その『要因』を作り上げることが重要だと、ベテラン詐欺師は知っているのである。
だから往々にしてベテラン詐欺師は、『親切』である。親切な人には、『返報性の原理』によって、親切にして返したいと思ってしまうものだ。『返報性の原理』とは、例えば今言ったように、親切にしてくれた人には、親切でもってして返そうと思う原理のことである。彼らの様な『悪い人間』に親切にされたからと言って、『親切』にして返してはならない。それは、相手の手口だからである。そんなことがあるのが、人間の世界だ。
しかし、それは凡人の発想である。三度目、四度目はどうだ。五度目、六度目はどうだ。何度も何度も人に騙され、しかしそれでも信じ続ける人がいる。そして、『いいカモだ』と馬鹿にしていた詐欺師の凍り付いた感情も、徐々にその人の太陽のような温かい心によって溶かされていくことになる。
(一体あいつは、何で毎回毎回俺に騙されるんだ…)
(何で騙されたのに、また信じることができるんだ…)
そして詐欺師は、涙を流しながら彼に今までのお金を返す。彼は自分にある一切の私利私欲を捨て、博愛に満ち、彼を愛していた。そしてその愛が、彼の歪曲した心を矯正したのだ。そんなことがあるのも、この人間の世界である。
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