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小泉八雲『諸君が困難にあい、どうしてよいかまったく分からないときは、いつでも机に向かって何か書きつけるがよい。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

[say name=”偉人” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/人物アイコン.png”]日本新聞記者 小泉八雲画像)[/say]

[say name=”運営者” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/シャーロックホームズアイコン1.png” from=”right”]ふむ…。[/say]
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目次

考察

これは心理療法で証明されている手法だ。

 

17世紀フランス古典主義時代の劇作家、コルネイユは言う。

 

そこにも書いたが、ハーバードで学士号を取り、スタンフォードで博士号を取得したソニア・リュボミアスキーの著書、『幸せがずっと続く12の行動習慣』にはこうある。

心理学の世界では『トラウマとなる過去の出来事に関して心の奥底にある感情を書けば、多くの恩恵がもたらされる』という結果が次々と出ています。対照グループに比べて、試練やトラウマなど心の奥にある思いや感情を掘り下げながら書き留めて3日間を過ごした人々は、その後、以前よりも病院へ行く回数が減り、免疫システムが向上した、という結果が示され、落ち込むことや苦悩することも減ったと報告されています。さらに、学業や仕事の成績が上がり、失業していた人も、その後の就職率が高くなったのです。このような影響はさまざまな人に現れました。健康な人も病気の人も、若者も老人も、貧しい人も裕福な人も、そしてヨーロッパや東アジア、北アメリカに住む人にも同じ結果が出たのです。

 

就職率

 

悩み、不安、鬱憤、怒り、ストレス、憤り、トラウマ、何でもいいが、それらの何かに書きなぐることは、まるで『雑巾を絞る』ことに似ている。『汚れを出し切る』のだ。絞り取る。だからその文章は、ハッキリ言って人に見せるような内容ではない。むしろ、人を呪い殺すかのような、怨念が詰まっているような、そういうものに仕上がるわけだが、それでいい。何しろ『絞り取った』のだ。そこに汚れを全て落としきった。

 

私は本格的に文章を書き始めてから数年経つが、最初の2年ほどは、見るも無残な内容ばかり。世の中や周囲の人間関係に対する、不遇、不公正、正当ではない扱いや、矛盾、理不尽、混沌に対する怒り、憤り、そういうものが見苦しく詰まっていて、読み手のことなど一切考えていない。あるいは、読者に喧嘩を売っているかのようだ。

 

別に今の私がそこから比べて成長したとは思わないが、しかし、みるみるうちに内容が見やすくなってきているのが事実。これを総合的に考えた時に、『雑巾を絞る』というイメージが思い浮かんだのだ。

 

(もう、汚れを出しきったかな。)

 

そういう感想を抱いた。いや、厳密にはまだまだこれからだ。そうして生きている間、闘っては汚れを落とし、見て見ぬフリをしないように、だが本当の勇者はどういう行動を取るかを葛藤し、あがき続けることだろう。それでいいと思っている。それが、この人生に立ち向かうことだと思っている。

 

 

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