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曹操『将なる者、ときに、臆病であるべし。いたずらに、勇猛になるべきではない。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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[say name=”運営者” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/シャーロックホームズアイコン1.png” from=”right”]ふむ…。[/say]
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考察

『勇猛』と言う言葉は、勇気があって何も怖れないということだ。従って、『無謀』とは違う。曹操が言うのは、『無謀になるな』ということだ。それは人の上に立つ者の取るべき行動ではないからだ。上の人間が無謀な行動に出てしまえば、下の者はどうなる。彼らを道連れにすればいいと思っているのであれば、そもそもその人間は人の上に立つ資格はない。少し考えればわかることである。

 

豊臣秀吉は言った。

『信長公は勇将であるが良将ではない。剛を持って柔に勝つことを知ってはおられたが、柔が剛を制することをご存じなかった。ひとたび敵対した者に対しては、怒りがいつまでも解けず、ことごとく根を断ち葉を枯らそうとされた。 だから降伏する者をも誅殺した。これは人物器量が狭いためである。人には敬遠され、衆から愛されることはない。』

 

表層的な勝ちに支配されている人間は、大局を見誤る。例えば『風林火山』で有名な『孫子の兵法』を考えてもそうだ。中国の名軍師、李牧は、

 

と言って、実に『数年』という時間を『山』に徹して勝機を待った。そして敵が油断した一瞬の隙を狙って返り討ちにし、勝利を得たのである。

 

 

これを『臆病』と取るか『戦略』と取るかは、知性がものを言う。しかし、曹操の言う『臆病』というのは、この『戦略』のことなのである。

 

 

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