偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
[say name=”偉人” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/人物アイコン.png”]イタリアの政治思想家 マキャベリ(画像)[/say]
[say name=”運営者” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/シャーロックホームズアイコン1.png” from=”right”]ふむ…。[/say]
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考察
マキャベリはこうも言い、
あるいは『君主論』にはこのように書いている。
マキャベリが人間のまがまがしさをこうまで冷徹に見抜くようになったのは、もちろん本人が生きた時代と環境が大きく影響している。というか、人物の人格に『時代と環境』が影響していない場合など、探す方が難しい。
例えば『冤罪』を受けて陰謀に遭い、『パルジェッロの庁舎』と呼ばれる公安局の牢獄にぶちこまれ、縄で吊るされて拷問にあった。 もう一度言おう。『冤罪で拷問』である。この話ひとつでもう、人格が歪むだけの要素として十分である。
もちろんマキャベリは『人物』を信用したいと思っていただろう。しかし、『人間』は信用しなかった。つまり彼の見識が『冷徹』なのではない。『冷徹』なのは、人間そのものなのである。
私は理不尽が何よりも嫌いだ。もし私が『冤罪で拷問』を受けることなどがあったら、彼のように冷静に生きることができただろうかと、首をかしげる。私はもしかしたらそのはめた人間や、誤解した人間らに一人残らず復讐するかもしれない。弱き人間ならだれもが私のような方向を、一度は考えてしまうのではないだろうか。
しかし、彼が研ぎ澄まされた見識を持ち、その見識に多くのファンがつくようになったのは、彼が『冤罪で拷問』を受けたことが大きく関係しているだろう。同じように、
彼が『四聖』の一人として尊敬され続けるのは、アニュトス、メレトス、リュコンの3人に冤罪を着せられ、裁判にかけられ、裁判員たちに死刑の方に多く票を入れられ、しかし、その裁判に逆らわずに死を選んだことが大きく影響しているだろう。我々は彼らのような真実を観る目を持った人間の言葉に、慎重に耳を傾ける必要がある。
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