偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
[say name=”偉人” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/人物アイコン.png”]イタリアの政治思想家 マキャベリ(画像)[/say]
[say name=”運営者” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/シャーロックホームズアイコン1.png” from=”right”]ふむ…。[/say]
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考察
リーダーに必要なスキルは『知識・見識・胆識』だ。その全てが揃っていることが望ましい。
孔子の言葉の超訳として、
と書いたが、そこに挙げられる原則的な条件の中でも、マキャベリの言う洞察力の有無は、問われている。『説得者要因』とは、説得力のある要素のことで、例えば、スーツにネクタイ、整った髪型と体型、理路整然とした会話、正しい礼儀、言葉遣い、これが整っていれば、人は往々にしてその人物を信用してしまう。
その相手が『詐欺師』でも、である。
だがそれは最初から、『外見』で判断した自分の責任である。『その人』を疑いたくない気持ちは、善いことだ。だが、『人間』は疑ってかかるべきである。
『人間は、内容よりも外見で判断しがちなものである。だれでも眼は持っているが、洞察の才を持っている者は稀である。』
マキャベリはとにかく、群衆の主体性のなさをうんざりするほど理解していた人間である。例えば、『会衆、モッブ、パニック』という集団心理について考えてみたとき、『会衆』とは、受動的な関心で集まった人達の事。『モッブ』とは、強い感情に支配された集団の事で、暴動が起きるケースなどにあたる。『パニック』は、突発的な危険に遭遇して、群衆全体が混乱に陥ることであるが、だとすると群衆に主体性はない。
だからその他大勢の人の意見、また、群れた人間の意見など傾聴に値しないことをよく理解していたのだ。彼の言う言葉が冷酷に見え、彼を冷酷な人間だと評価する人間がいるが、それはただ『彼を通して人間の実態を見ている』だけにすぎない。
タゴールは言った。
タゴールの言葉を見れば、先ほど言った『『その人』を疑いたくない気持ちは、善いことだ。だが、『人間』は疑ってかかるべきである。』という意味が分かるだろう。同じように、マキャベリも『できるなら信じたいが』という考え方を持っていた人間なのである。
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