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黒田官兵衛『これはそちのためにしているのだ。乱心ではない。わしが諸臣に嫌がられて、一日も早く長政の代になるとよいと思わせるためだ。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

[say name=”偉人” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/人物アイコン.png”]日本軍師 黒田官兵衛画像)[/say]

[say name=”運営者” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/シャーロックホームズアイコン1.png” from=”right”]ふむ…。[/say]
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考察

長政とは、黒田官兵衛の息子である。つまり、自分の死ぬ間際、息子にそのバトンを繋ぐ使命を知った官兵衛は、圧倒的な信頼を得ていた自分の地位を、わざと突き落とした。傍若無人な暴君を演じ、家臣たちに、

 

(早く息子の代になって欲しい)

 

と願わせようとしたのだ。最強のスーパースターがいる組織は、確かにその人物が健在している間は、躍動し続ける。だが、一度そのスーパースターが退職なり死去するなりでいなくなると、たちまちエネルギーが失われ、衰退していくことがある。『世代交代』に失敗して衰退する企業は、ごまんとあるのだ。

 

例えば、世界的企業『ソニー』の、大幅な赤字転落の背景にある問題がそうだ。井深大と森田昭雄が創業したソニーは、かつて世界を思うままに席巻した持ち前の先見性と技術力で、時代を先ドル魅力的な商品を次々と世に打ちだしそれを見事に世界市場でヒットさせたのだ。その一例が『ウォークマン』である。

 

だが今は見る影を失った。権威ある識者はそれを、『先見の明がある技術屋がいなくなったせいだ』と口を揃える。スーパースターに憧れ、それを絶対軸にした組織の運命でもある。世代交代の意味を理解している人間は、黒田官兵衛の行動の意味が、すぐにわかるのだ。組織だけではない。人の命は必ず終わるが、その時に、『最高のバトンタッチ』が出来るかどうか、準備しているだろうか。

 

 

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