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松岡修造『僕は忙しいと思ったことが1回もありません。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

[say name=”偉人” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/人物アイコン.png”]日本プロテニスプレイヤー 松岡修造[/say]

[say name=”運営者” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/シャーロックホームズアイコン1.png” from=”right”]ふむ…。[/say]
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目次

考察

『僕は忙しいと思ったことが1回もありません。たぶん、本当に忙しくないのでしょう。「お疲れさま」と言われても、たいていは疲れていないので、冗談を言える人には「疲れてません」と言います。』

 

これは私も全く同じで、それには、『忙しい』とよく口にする周りにいた人間が、常に軽薄な人間だった、という事実が大きな影響を与えているのである。『忙しい』と言って電話に出ないとか、折り返さないとか、『三日寝てない』とかわけのわからないことを言ったりとかする、そういう軽薄で浅薄な人間を多く見て来たから、それが反面教師になって、(俺はこういう軽薄なことは言わないようにしよう)という風に心が傾いていった。だから彼らには感謝しているぐらいだ。

 

以前、私の母親にも同じことを言ったことがある。『俺は忙しいとは言わない。』と。なぜそう言う機会があったかというと、ほぼ会話のない日常生活の中で、むしろ『無さすぎる』生活に抵抗を覚えた母親が、『あなたは何を考えているかわからない』とか、あまりにも浅薄な発言をするから、『その前にお前、俺が書いているあらゆる挨拶やブログや記事やメールを見てんのかよ?』と言うと、何も言えなくなった、ということがあったわけだ。

 

それを、『最低限の会話しかしないから何を考えているかわからない』などと、あっちが主体的にこちらの意志を確認する行動を取れば終わりなのに、自分から話すわけでもなく、かといってこちらの思想を主体的に探るわけでもなく、まるで『私の妻』か『女』かのように、そう言ってみせる母親は、軽薄の一言である。

 

確かに彼女は女だが、その前に私の母親なのだ。私は彼女を『女』として見ていたら、まずいだろう。親としての責任を果たすべきだった。私が必要最低限のことしか口にしないのは、全て意味があるのだ。それを『ない』と勝手に判断した母親の思慮のことを、『浅薄だ』と言っているのだ。

 

そんな流れでこうも言ったわけだ。

『俺は忙しいって言葉を使わないが、実際は毎日毎日やるべきことがある。だから一分も無駄な時間がないんだ。食事もテレビも運動も読書も、ゲームもお風呂も映画も取材も、何もかも、全て場当たり的にやっているのではない。全てスケジュール通りにやっているんだ。

 

親と話すって言ったって、宗教の違いがあるんだから、食事の前にお祈りされたらトラウマが疼きだすし、話も合わないんだから、無理に合わせる必要はないだろう。それに、喋らないことで守られている秩序もあるんだ。俺が一度話し出したら、こうして2時間3時間、平気で喋り続けるぞ。それを途中で止めるなよ?止めるくらいなら俺は話さないんだ。

 

実際は忙しいが、忙しいとは口を避けても言わない。時間は作るものだし、それを言い訳にする浅薄な人間に成り下がりたくない。だから結果的に、無口な人間が出来上がるわけだが、それを短絡的に解釈して『何を考えているかわからない』などと、親だったらもっとまともな言動を取れ。』

 

 

 

 

 

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