偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
[say name=”偉人” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/02/レディーアイコン4.png” from=”right”]日本の歌手 美輪明宏[/say]
[say name=”運営者” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/02/シャーロックホームズアイコン2.png”]ふむ…。[/say]
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考察
『どんな人でも、完全な人格者はこの世にはおりません。お互いの長所もあれば短所もあります。浅くさえ付きあっていれば長所の部分だけで付き合っていられるのです。嫌な部分はお互い見ない、見せないで平和に過ごせるのです。』
村上龍の『無趣味のすすめ』にはこうある。
「弱い絆」と「強い絆」という二種類の人的ネットワークがある。「強い絆」のネットワークというのは、家族や恋人や親友、それに職場の仲間など、ほとんど毎日顔を合わせる人たちだ。
「弱い絆」の関係はさまざまだが、平均して年に一回から数回会って食事をしたりして、たまにメールをやりとりして、お互いの無事を確かめ合うという程度の付き合いを言う。
アメリカのNYで行われたある調査では、低所得者層の人間関係はほとんどすべてが「強い絆」だったらしい。家族や親しい友人や恋人、それに職場の仲間以外には人間関係がないということだ。
それに比べて先端企業で働くエリートたちは、「弱い絆」の人間関係を多く持っていたのだそうだ。「浅い付き合い」の友人たちだ。
プライバシーに立ち入ることはなく、情報をやりとりする。仕事に有用な人脈という場合、おそらくは「弱い絆」の人間関係ということになるのだろう。
私も、『狭く』するつもりはないのだが、どうしても『深く』人と接しようと思っている為、
結果として狭くなる。だが、実はその『狭い範囲』の中で絞っても、相手の弱点や欠点は永久に改善されることは無いのだ。
そんな中、今回の美輪明宏の言葉はなかなか芯を捉えている。村上龍が書いたことにも、それでつじつまは合う。もっとも、私がこの問題に引っかかっているのは、『それでいいのか』ということなのだが。
人間というものはそんなつまらないものでいいのか、と。私はやはり、表裏的に生きる人生を、『賢い』とは思わない。
と言いながら実は、美輪明宏の言う通りに実践している私がいるのである。何しろ私が本気で人と向き合おうと思ったら、もう大変だ。今私を『クールだ』と認知している人々は、すぐさま『ホット過ぎる…』と言い替えるだろう。
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