偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
[say name=”偉人” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/人物アイコン.png”]日本の芸人 北野武[/say]
[say name=”運営者” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/シャーロックホームズアイコン1.png” from=”right”]ふむ…。[/say]
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考察
『そのベンツ買えよ。本当にその車乗りたいなら今買わなきゃダメだよ。返せるときに返してくれればいいから。』
そう言ってつまみ枝豆に、数百万円を渡し、ベンツを買うように促した。たけしの武勇伝、深イイ話としてこの言葉をそのまま受け取ってもいいが、注目したいのは、『今買わなきゃダメだ』という理由についてである。なぜ今買わなければならないのだろうか。先延ばしにしてはいけないのだろうか。これはおそらく、先延ばしにしなかった人間にしかわからない境地だ。
例えば私も、渋谷に住んでみたかった時期があった。23歳という血気盛んな絶頂期で、私は渋谷に引っ越すことを決意した。当然、家賃はかなり高い。しかし、それでも(今住まなければ後悔する)という強い衝動が起きて、行動に至ったのである。
40歳、50歳という年齢で、今ほど『渋谷に住みたい』と思うだろうか。今、渋谷に興味があるのは、自分の年齢が若いからだ。毎日刺激があったって、全然いい。むしろそれがいい。
しかし、年齢を重ね、家族を持ち、ということになった時、恐らく、『渋谷で遊びたい』と考えていたなら、私は病気である。だとしたら、渋谷に住むのは今しかない。やらずに後悔するよりは、やって後悔しよう。
そう決断して、高い家賃が払える保証などなかったが、何とか連帯保証人も見つけて、そこに住むことが決まった。その決断が功を奏してか、私は仕事で大きな成果を上げた。一緒にやっていたグループの人間は、全員諦めて止めてしまった仕事だ。私だけが粘り強く頭をフル回転させ、その仕事で皆が直面していた試練の壁を、突破することが出来たのだ。
恐らくこの現象が起きたのは、私が強いられていた環境が、ハングリー精神を育て、潜在能力を引き出してくれたからだろう。(やらなければ死ぬ)という追い込まれた状況で、自分の仕事に対し、100%の力を降り注ぐことが出来た。これは、毎月の支出に余裕があって、遊んでも別に日々の生活に大したダメージはなく、のんべんだらりとやっていけるような生活をしていたり、グループの他の人間のように、『エネルギーを向ける別の矛先』があった場合なら、あり得なかった現象の可能性が高い。
今、本当に自分がそれを欲しているのであれば、無理をしてでもそれを求める。そして、その手に入れたものを失わないように、全身全霊を振り絞る為に必要な潜在能力を引き出す。そういう連鎖と循環は、極めて注目に値する動きである。
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