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キリスト『むやみに子供を産めばいいというものではない。』(超訳)

キリスト教の礎 イエス・キリスト

目次

内省

もし自分に子供がいなくても、”徳”を持っていればよい。”徳”とは、 『精神の修養によってその身に得たすぐれた品性』の意味。 ”人徳”とは、その人が持っている品格という意味だ。

 

悪い人、浅はかな人にどれだけ多くの子孫がいても何にもならない。 ”徳”がないからだ。 ”徳”がない人間を増やしても、喜ばしい結果にはならない。むしろ、秩序と混沌のバランスが、少し混沌に傾いてしまうだろう。人間が絶滅しないために、”徳”ある人々がそれについて均整を取ることに力を吸い取られ、もっと他のやるべきことが疎かになってしまう。

 

子供を、命を、自分の私利私欲のために軽薄に生み出し、その末路について無責任になってはならない。生きた年の数で人を計ってはならない。正しかったか、徳があったか、愛があったか、が求められているのだ。

 

何らかの事情で子孫を遺せない人もいるだろう。だが、気に病む必要は全くないのだ。もし自分がそういう運命にあったのなら、 ”徳”を持ってこの世を生き、”血”ではなく、”知”を遺す生き様を、受け入れるべし。

 

”血”も”知”も同じだ。同じ、かけがえのない資産だ。

 

 

注意
※これらの言葉は参考文献や史実に基づき、運営者が独自の見解で超訳し、自らの生きる糧、自らを戒めるため、内省の為に日々書き留めたものです。史実を正確に把握したい方は正当な書物をご覧ください。

参照文献

聖書
知恵の書 第4章。

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