ソクラテスの言葉– category –
ソクラテスというのはフルネームです。当時は苗字がないのが当たり前なので、『イエス』等もこれでフルネームです。ソクラテスは、ほかの『四聖』と比べると、一人だけ『宗教の祖』という扱いではありません。しかし彼と『神』との関係はありました。彼の人生で最も注目すべきなのは『死に際』です。恐らく多くの人は彼のような最期を迎えることはできない。私はこの『ソクラテスの言葉』と真剣に向き合い、内省をしました。当サイトではこれらの言葉の内省と、いくつかの『超訳』記事をまとめています。
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『超訳』『内省』記事一覧
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ソクラテス『有罪として私を殺そうが、あるいは無罪にしようが、わたしの生き方は変わらない。たとえ何度殺されても。』
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ソクラテス『わたしの息のある限り、だれに会おうと毎日みなさんに問いかける。』
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ソクラテス『死を恐れることは、「本当は知者ではないのに、知者であると思い込む」のと同じなのだ。』
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ソクラテス『もし有罪の判決がくだれば、わたしに罪をかぶせたのは、メレトスでもアニュトスでもない。多くの人からの悪口や嫉妬、妬む心なのだ。』
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ソクラテス『君は、私が人間を堕落させたとして裁判に引き出したのだ。”堕落”させる人を見つけたのだからね。だったら反対に、どんな人たちが、若者を善くするのか知っているね。』
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ソクラテス『知者だと思い込み、『無知の知』を知らない人は知恵を求めようとしない。』
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ソクラテス『自分が病気だと知った人は医者にかかるが、病気に気づかず健康だと思い込んで、病んでいることを知らない人は医者に行かない。』
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ソクラテス『健康が善で、病が悪?それなら病にかかり旅を止めたら、乗船するはずの船が難破して、命を救われた人がいた。それでも病は悪か?』
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ソクラテス『この人は、多くの人たちに知恵のある人物だと思われていて、自分でもそのように自覚しているけれども、実はそうではないのだ。』
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ソクラテス『わたしの名が知られるようになったのは、他でもない。わたしが『ある一つの知恵』を持っていたからなのだ。』
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ソクラテス『人間は、一つのことを、何度も聞かされ、言わされ続けると、単なる『噂』でもいつの間にか頭の中では真実に思えてくる。そんなものなのだ。そして、世間ではこんな『噂』を『常識』と呼ぶのかもしれない。』
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ソクラテス『食塩の善さは『からい』ことにあり、砂糖の善さは『甘い』ことにあるように、裁判員の善さは『正しく裁く』ことに、また弁論する者の善さは『真実を語ること』にある。』
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ソクラテス『大きな湖も少しずれた高い丘から見ると、その形がわかるように、この裁判も少しずれたところから眺めると、真実が見える。』
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ソクラテス『人間だれもが、肉体という独房に繋がれた死刑囚なのだ。』
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ソクラテス『今日の法廷には、このボロボロの普段着一枚で行くよ。立派な衣装で弁明すれば、真実が話せるとは限らない。』