スライムというのはご存知、あの『ドラゴンクエスト』に出てくる最弱の敵キャラクターである。
この敵にやられる人はまずいない。もう、倒されることが前提で出てくるキャラクターであり、そのあまりのザコぶりに、愛着が湧いてしまうほどの、むしろ『仲間』である。
[memo title=”MEMO”]ただしたくさん集まられると…???[/memo]
『1分間顧客サービス―熱狂的ファンをつくる3つの秘訣』にはこうある。
[say name=”” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/人物アイコン.png”]不可能に思えるだろうが、いいかい、顧客のところへ走り寄っていったり名前を呼んだりすることもそう思えたんだよ。どうやればそういうことができるか、私にはまったくわからなかった。初めは不可能に見えた。だが、第三の秘訣の『1%のルール』を使ってそれができたんだ。[/say]
[say name=”” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/人物アイコン.png” from=”right”]『1%のルール』?[/say]
[say name=”” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/人物アイコン.png”]君は1%には意味がないと思うと言ったね。でも、私からすると、1%は魔法の数だ。ビジョンを実行するとき最大の問題は、次に何をすればいいか知ることだ。一度に多くのことを知ろうとして挫折するか、仕事が大きすぎて何もできないでいるか。[/say]
[say name=”” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/人物アイコン.png”]1%のルールは、そんなとき1%ずつ改善していくべきだと教えてくれるんだ。それならできる。毎週毎週1%改善していけば、一年後には50%改善できることになる。[/say]
エリアマネージャーは納得したという表情で、嬉しそうに言った。
[say name=”” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/人物アイコン.png” from=”right”]1%のルールで本当に物事が変わりそうですね。オフィスに帰ったら、さっそく使うようにしよう。[/say]
[say name=”” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/人物アイコン.png”]オフィスに帰ってからでなくてもいいんじゃないかな。[/say]
とアンドリューは言った。
[say name=”” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/人物アイコン.png”]1%改善するか変更することで、君はほとんどあらゆることを大きく変えられるし、立派なことをなしとげることができる。一度に1%をこころがけていけば、物事は変わらざるを得ないよ。[/say]
1分間顧客サービスにあるのは、『1%のルール』だ。たとえどんなに能力が低くても、たとえその小さな一つが1%程度の効果しかなくても、それが積もり積もれば、どうなる。1年で365%だ。それだけの向上が認められるのだ。私はこの本に出会う前に『スライムの法則』という概念を部下に指示していた。ゲーム世代の私からすれば、至極当たり前に発想された概念である。
言ったように、『スライム』というのは『ドラゴンクエスト』に出て来る最弱のキャラクターだが、これを倒せないプレイヤーは存在しない。極めてゲームの初心者でも倒せるようになっていて、愛着さえ湧く敵キャラだ。だが、スライムを倒しても経験値は少ない。経験値が足りなければ、いつまでもレベルが上がらない。レベルが上がらなければ、次のステージに行けない。
だが、少ないだけで、『ある』。経験値は積まれるのだ。これを『1%のルール』と照らし合わせて考えた時、見えて来るものがあるはずである。
黒澤明はこう言い、
大杉栄はこう言い、
サミュエル・ジョンソンはこう言い、
武田信玄は言った。
この話に少しでも感動する人がいるなら、それはただ以下の黄金律を見ていないだけだ。
[kanren id=”23079″]
イチローは言った。
参考文献
[kanren id=”20043″]